7月1日は富士山の山開きです。
毎年この日になると、約50年前に登った富士山を思い出します。
初めての富士登山
私は就職して独身寮に入りました。その年の7月、開寮1周年記念行事として、寮生みんなで富士山に登りました。

山頂での記念撮影です。後ろには、現在は閉鎖された富士山気象観測所が写っています。当時は山頂に気象観測所があり、多くの観測員が勤務していました。

当時は、弾丸登山が当たり前で、土曜日の仕事が終わってから、富士山の5合目に行きました。
富士山五合目から出発
午後9時頃から登り始めて、ご来光を頂上で見るスケジュールでしたね。(山小屋は利用しませんでした)
登山道は、狭くて登山客が多いので渋滞していました。いったん止まると次に登りだすときに疲れが来るのです。
当時は真夏でも25℃くらいでしたが、山頂付近は2℃くらいだった記憶があります。
先輩が、途中登山道の横でコーヒーを沸かして入れてくれたのが、とても美味しかった思い出があります。
登っているときは、頂上は見えず、山小屋近くの何合目という標識を見ながら、あとどれくらいだと励ましあって登りました。登山道が登山客のライトの光がゆらゆらと続いていましたね。
山頂で迎えたご来光
ご来光は5時頃?でしたか、周りが明るくなると焦ってきて頂上を目指しました。赤い鳥居を抜けて頂上に到着し、無事にご来光が見られました。
私は登山の経験は、高校時代に、学校の行事で「越後駒ケ岳」に全員で登ったくらいでしたので、いろいろ教えていただき良い経験が出来ました。
登っているときは、もう二度と登らないぞ と思いながら登っていたのですが、帰ってきたら、ご来光のすばらしさが忘れられず、写真を頼りに思い出していました。
当時のフィルムカメラ
当時のカメラは、銀塩フィルムでしたので、その場で確認ができず、写真屋さんに現像を依頼し、出来栄えを確認しなければなりませんでした。就職したばかりで、良いカメラなど買えませんでしたから、親のを借りていったのですが、使い方もよくわからず、案の定ご来光などは撮れていませんでした。

写真人生の原点
今みたいに何枚も撮っていらないのは消すなんてことできません。24枚撮りか36枚撮りでモノクロかカラーでしたね。当然カラーはフィルム代や現像、焼き増し代も高く、気安く写真など撮れませんでしたね。
撮影しても、現像するお金がなく、そのまま眠った フィルムも多くありました。
デジタルではなく銀塩フィルムの時代。失敗しても、その場では結果を見ることはできませんでした。それでも「富士山を撮りたい」という気持ちだけは、50年近く経った今でも変わっていません。
あの富士登山が、私の写真人生の原点だったのかもしれません。
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