北海道東部にある摩周湖は、日本屈指の透明度を誇るカルデラ湖です。
厳しい冬を迎える道東地域ですが、実は摩周湖は全面結氷することがほとんどありません。
周囲が雪と氷に包まれる中でも青い湖面を見せる姿は、まさに神秘そのものです。
今回は冬の摩周湖で出会った静かな絶景をご紹介します。
なぜ摩周湖は凍らないのか
摩周湖は水深が深く、湖水の入れ替わりや風の影響もあり、厳冬期でも全面結氷することが少ない湖です。
湖面に浮かぶ中島(カムイシュ島)と雪をかぶった摩周岳の組み合わせは冬ならではの景色です。
摩周湖の中島
摩周湖の中ほどに小さなカムイシュツ(神婆)という島があります。
この神様のような老婆は、アイヌの英雄(酋長)の母であったが、強い酋長も武運つたなく戦いに破れ死んだ。
その時、老婆は孫の一人息子を抱いて闇にまぎれ敵の手からのがれたが、山野を逃げ惑ううちに自分の命よりも大事な孫を見失ってしまった。悲しみながら愛する孫の行方をいく日も探して、む屈斜路湖までたどりつき、疲れ果てた老母は、一夜の宿を湖の神に願ったが、なぜか湖の神は許してくれなかった。仕方なく、更に歩き続け摩周湖の畔りへたどりつき、カムイヌプリ(摩周湖の神)に頼んだところ、こころよく許してくれた。
老母は湖の中ほどで休んだが失意と疲労で歩くことができず、そのまま可愛い孫を待ち続けるうちに、島になってしまったという。それから今でも、この島を訪れる人があると、孫が来たのかと思い、嬉し泣きに泣くので摩周湖には、よく雨が降るといいます。
更科源蔵 アイヌ伝説より



冬だけの摩周ブルー
空気が澄む冬は摩周ブルーがより鮮やかに見える季節です。
雪景色とのコントラストが美しく、多くの写真愛好家が訪れます。



私が出会った冬の摩周湖
冬の北海道では多くの湖が凍結しますが、摩周湖だけは静かに青い湖面を見せていました。
展望台から見たその姿は、まるで時間が止まったような静けさでした。
霧の摩周湖が見てみたい・・・
私が摩周湖に行くと、少し前まで霧が出ていましたなど、霧が晴れて湖面がきれいに見られたのです。




『出会いに感謝』 今日の一枚
摩周湖は一年中水位が一定なので、中島は沈んでしまうこともないそうですね。
感謝‼ 感謝‼
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